「ウィーン、我が夢の街」−ウィーン旅行記98春−
はじめに
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国立歌劇場のエントランスで
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「音楽の都、ウィーン」
陳腐な表現ではありますが、小さな頃から、ウィーンは憧れの街でした。
ウィーン・フィルを聴き、また、テレビで「ニューイヤーコンサート」の中継を見たりするうちに、ウィーンへの思いはつのるばかり。また、日ごろ常駐しているBIGLOBE/PC−VANのSIG「クラシック・コンサートホール」のメンバーが書くウィーン旅行記を読んでいるうちに、「いつかは自分も」と思うようになっていました。
そんな夢が、ある日、現実になりました。
なお、旅行記に登場する「うさぎ」とはカミサンのことであります。
- ウィーン、我が夢の街(1)
- 旅立ちへの決意。ところが、楽勝で取れると思っていたウィーン交響楽団のチケットすら、完売という回答が戻ってきてしまった。そこで、うさぎは敢然と...。
- ウィーン、我が夢の街(2)
- いよいよ、出発。飛行機はロシアの広大な大地の上を飛んでいる...。そしてヨーロッパの大地へ。シュヴェッヒャート空港について、ホテルにチェックインするまでの様子。
- ウィーン、我が夢の街(3)
- ついにウィーンの街にやってきた。地下鉄でカールス広場に出ると、そこには国立歌劇場が。ケルントナー通りを歩き、ウィーン到着を祝うディナーの様子。
- ウィーン、我が夢の街(4)
- ホテルでの朝食。そして市内観光に出かける前に、日本人向けの観光案内デスクに顔を出したら、ウィーン交響楽団のチケットが獲れてしまった。やった〜ブルックナーの6番が聴ける。そして、市内観光のバスの窓から、なんと「あの人」の姿を!
- ウィーン、我が夢の街(5)
- 市内観光の打ち上げに、街の食堂でランチ。ところが、お勘定の前に案内をしてくれたKさんが帰ってしまった。おまけに、お店の人はドイツ語しか判らない。さぁ、どうする。
- ウィーン、我が夢の街(6)
- 路面電車でリンクを一回りしてから公園へ。そこには著名な音楽家の像が沢山ある。ヨハン・シュトラウス、シューベルト、そしてブルックナー!
- ウィーン、我が夢の街(7)
- 夕食のため再び街に出たら、昼食をとった食堂前で、市内観光のガイドさんと再会。たまたま日本からこちらにいらしていた大学の先生や、MOFの役人さん、音大生らとワイン片手に国際交流。さらには、VPOのメンバーまで登場。
- ウィーン、我が夢の街(8)
- 3日目は、晴天に恵まれ、まず中央墓地へ。ベートーヴェンやシューベルトのお墓をお参りする。中心部に戻ってきて、公園の向かいにあったレストランのテラスで昼食。初春の陽光を浴びながら食べる昼食の喜び...。
- ウィーン、我が夢の街(9)
- 昼食の後、美術史美術館を見学して、ホテルに戻ると、突然電話が。う(^_^;)、言葉が判らないよう。
- ウィーン、我が夢の街(10)
- ウィーン交響楽団の演奏会前の夕食。昨日はオーダーし過ぎたので、この日は押さえ気味に。
- ウィーン、我が夢の街(11)
- ついに、ウィーン楽友協会大ホールへ。ウィーン交響楽団の演奏会で、ブルックナーの交響曲第6番などを聴く。
- ウィーン、我が夢の街(12)
- 4日目。ホテルの観光案内デスクで、もう一つ演奏会のチケットを確保して、音楽書の専門店ドゥプリンガーに向かう。
- ウィーン、我が夢の街(13)
- お土産にチョコレートを物色。いったんホテルに戻って、いよいよ、ウィーン・フィルの「マタイ」を聴きに向かう。
- ウィーン、我が夢の街(14)
- ウィーン・フィルの「マタイ受難曲」
- ウィーン、我が夢の街(15)
- 「マタイ」を聴き終えて、私は更にもう一つ演奏会を聴く。うさぎは「ブルックナーは勘弁してくれ(笑)」というので聴かない。
- ウィーン、我が夢の街(16)
- ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団(指揮/ファビオ・ルイジ)で、ブルックナーの交響曲第7番。
- ウィーン、我が夢の街(17)
- 5日目。午前中は王宮を見に行く。エリザベートの生活を垣間見ることが出来た。外に出たところで、思わぬ国際交流(笑)。午後はウィーンの森半日バス観光に。
- ウィーン、我が夢の街(18)
- ウィーンの森半日バス観光の模様。シューベルトの「菩提樹」ゆかりの泉(井戸)、水車小屋などをめぐり、さらには「うたかたの恋」で知られるマイヤーリンクへ。
- ウィーン、我が夢の街(19)
- 6日目。地下鉄で市内を散策。ドナウ川に行ってみたけれど...。
- ウィーン、我が夢の街(20)
- 国立歌劇場でのワーグナー「リエンツィ」
- ウィーン、我が夢の街(21)
- 7日目。とうとう帰国の日がきてしまった。地下鉄でハイリゲンシュタット駅に行き、そこからバスでカーレンベルクの丘に向かう。途中で、カール・ベームの...。
- ウィーン、我が夢の街(22)
- 道に迷ってしまった。親切な現地の人の案内で、ベートーヴェンが、ハイリゲンシュタットの遺書を書いた家へ。CDから流れる弦楽四重奏曲を聴き、旅を省みる。そして現地での最後の昼食。
- ウィーン、我が夢の街(23)
- おっと。これを忘れてはいけない。ウィーンといえばザッハートルテ(笑)。そして後ろ髪をひかれる思いでホテルを出発し、空港に向かう。夕暮れの空港で...。
- ウィーン、我が夢の街(24・最終回)
- とうとう、ウィーンの地を離れてしまった。でも、必ずここに戻ってくる。日本に出稼ぎに行き、必ずウィーンに帰る。