2001年4月の日記


2001/04/22

 20日から大学での司法演習が始まった。最初はガイダンスと自己紹介や班分けであったが、初めてのことでとまどってしまった。90分をフルに使ったけど、いろんなことを一気にしゃべりすぎたかもしれない。これからどのくらい「サービス業」に徹することができるか...。
 21日は大阪へ朝比奈・大フィルを聴きに行って来た。ほんとにそのためだけ(あと自由軒でカレーを食べるというのもあったが)の大阪日帰り旅行だった。久々にコンサート・レポートを書いたのでご覧ください。タイトルは「大阪密航記」。

2001/04/19

 2日から11日までウィーンへの里帰りであった。ことしで4回目。初めて訪れるという興奮はなくなったが、イースター直前の、まさに春がやってきたという空気に満ちた街に降り立つのは、実に心地よい。日本では何となく頭が重く、ちょっとお酒を飲むと頭痛が出てしまっていたのが、ウィーンにつくとすっきりととれてしまった。
 もちろん、音楽漬けの10日間で、オペラが「アルジェのイタリア女(ロッシーニ)」「パレストリーナ(プフィッツナー)」「真夏の夜の夢(ブリテン)」「セヴィリアの理髪師(ロッシーニ)」「愛の妙薬(ドニゼッティ)」の5本。演奏会が「ウィーン交響楽団(サヴァリッシュ指揮)」「キュッヒルカルテット」「ウィーン・フィル(ピノック指揮)」「キーロフ歌劇場管弦楽団・合唱団(ゲルギエフ指揮)」の4本であった。
 去年の旅行記も完成していないのであるが、今年のもなんとか書きたいとは思っている。去年のあの「ワルキューレ」と「オテロ」は未だに心に残っている。
 さて、20日からいよいよ大学での司法演習が始まる。 

2001/04/01

 いよいよ明日からウィーンへの里帰りである。去年はヴェルディとワーグナーという重厚路線であったが、今年はプフィッツナー、ブリテンという、ちょっとひねりの利いた演目が中心である。荷物のパッキングはほぼ終わったが、Jornadaを持っていくか、Visorだけにするか、ちょっと悩んでいる。
 おとといの夜は秘書2人をつれて「ざくろ」でしゃぶしゃぶを堪能した。なんせ10日間も事務所をあけてしまうし、20日からは大学の講義も始まり、事務所(というか秘書たち)には負担をかけてしまうことになるので、「前倒しのお詫び」のようなもの。まあまあの出費であったが、それだけのことはある。一度は「ざくろ」で懐のことを考えずにしゃぶしゃぶを食い倒してやりたいと思っていたが、実現できて幸せ(笑)。
 中大の司法演習が始まるが、開講前には私は日本にいない。ただ募集要項にこのページのアドレスを書いたので、もしかしたら見に来る人がいるかもしれない...ということで、法律の部屋に司法演習告知板(といってもまだ双方向の掲示板ではない)を作った。関係ない人は見ても仕方がないでしょうけど、見たければどうぞ(笑)。

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