O弁護士のマシンの設定が完了したので、今度は譲り受けたモバ2の設定。モバ2のゆずり受けが現実化しそうという見通しがついたところで、ウェブを検索してCE用のソフトを探し始めていた。以前、CEマシンの購入を検討したときは、市販のソフトは少なく、特に私の用途(テキストを書いて、ウェブに登録する)に見合ったソフトは、WZエディタとFTPソフトだけであった。
ところが、今回検索をしたところ、HTMLエディタ、FTP、カード型データベース、アウトラインプロセッサを見つけることができた。FTPソフトを除いて、ディクレというソフト開発会社(というべきだろう。れっきとした有限会社であるから)が開発したシェアウエアで、ウィンドウズ95/98版をCE版に移植した(?)ようである。だから、母艦とのデータ互換もやりやすそうだ。いずれもシェアウエアなので、現在試用中であるが、近日中に全部登録する予定である。CEマシンをお使いの方は、ぜひ試してほしい。ちなみに、8月4日、10日の日記の登録は、すべてモバ2だけで行っている。
事務所と自宅の両方のパソコンにFTPソフトを入れてウェブの更新をできるようにしたのが、この「日記の部屋」開設のきっかけであった。こんどは、モバイルでウェブの更新をできるようにした。当事務所のO弁護士から、WindowsCE版のモバイルギア(520)を譲り受けたからである。
O弁護士は、私がDOS版のモバイルギア(MK12)を買って通信をやっているのを見て、自分もほしくなり、NTTドコモの携帯を使っていることもあって、DOS版の「モバイルギアFORドコモ」を購入して使っていた。ところが、機械の調子が悪く、最近は電池を交換してもすぐメモリがふっとぶようになり、依頼者のデータや会計データを飛ばして苦しんでいた(カードにバックアップはしていたが)。そこで、私に相談もなしに、カラーのモバイルギアを買ったのである。
そこまではよかった。ところが、CE版のモバは、パソコンにリンク用のソフトをインストールして、ケーブルでつなぐなどしないと、新しいソフトのインストールがやり辛い。O弁護士はここでつまづいてしまったのだ。なぜか、O弁護士の母艦(ノートパソコン)にCEとのリンクソフトがうまくインストールできない。当然のことながら、私になきついてきたが、私も超多忙時期であまりかまってやれなかった(犬か(笑))。それに、リンク用のソフトが、O弁護士のパソコンにうまくインストールできない。
結局、O弁護士は、単なるミニ・ワープロとしてしばらく使っていた(データはPCカードで転送できた)が、メールが使えないのは不満らしく、私にこんな提案を投げかけてきた。いわく、なんとか従来のタイプのモバイルギアを探して買ってきてほしい。そうしたら、このCEマシンと交換する、と。
CEモバの実売価格が9万円を切るくらいであるから、おそらく5万円前後で入手できるであろうDOS版モバイルギアとの交換となれば、結構いい話ではある。DOS版モバでも満足している私としては、「あえて」買おうという気にはならないが(笑)。ということで、秋葉原でDOS版モバ(MK32)を扱っている数少ない店に行ってみると、幸い在庫があった。MK32は、いわゆる「ドコモバ」ではないから、携帯電話接続用のアダプターカードが必要である。そこで、パンフレットで見て、サン電子のカードが対応しているということで、これを買った。しめて6万円前後(3年保証つき)であった。
翌日、さっそくO弁護士から携帯を預かって、接続テスト。ところが、10円メールのホストにつなごうとするが、うまく接続できない。他のネットへの接続はうまくいくのに・・・。あわてて、事務所の近くのドコモショップなどに駆け込んで相談したりした結果、10円メールを使うにはドコモのPCカードを使わなければならないことが判明。結局、PCカードを追加購入ということになってしまった(ううう)。長くなったので、今日はこのくらいで。