2001年11月の日記


2001/11/12

 実は、11月2日から4日まで中国(北京)にいっていた。渡航理由は演奏旅行。その経緯については、現在旅行記を執筆中なので、そちらを待たれたい。5日から何事もなかったかのように仕事に復帰していた。なんか演奏のためだけに海外渡航するって、プロみたいで気持ちよかった。
 で、こんどは気持ちよくない話(-_-)。北京行きの前の10月31日に、ややこしい事件が片づいた。平成6年暮れから相談をうけ、平成8年から訴訟手続へ。訴訟・調停延べ8件を経て、ようやく解決...した。ところが、9日になって、うちの依頼者の一人から、ほんとに頭に来る電話。事件の中身は詳しくは言えないが、要は当方は金を払う方向での解決をするほかない事件で、かなり多くの人が平等分担して支払うという方向でまとまりつつあった。その最後になって、こいつは「自分は金がない」とか「払う筋合いではない」などと言い出して支払をゴネ出した。私の個人事件だったら、とっくにキレて、放り出しているところだが、事務所の事件ゆえやむなく引っ張ってきて、他の依頼者と協議した結果、このゴネ得氏の不足分をみんなで埋めるということになった。
 で、相手方との関係はすべて解決した後、他の依頼者が、このゴネ得氏にお灸を据えたらしい。そうしたら、こいつは事もあろうに、「先生が、払えってもっと強く言ってくれれば払ったのに。先生が言ってくれなかったから、みんなからつるし上げ食った。」だと。まぁ、ここまでくるとご立派としか言いようがない。再三再四面談・電話・文書で進行状況を伝えて説得をしたのに、聞かなかったのは誰だよ(笑)。
 大学に向かう直前に、この史上最低の電話で無駄な時間をとられ、不快な思いで学校に行く羽目になった。ゼミでは、ときおり自分のやっている事件を紹介するが、このときは、こういうとんでもない奴がいるということを学生に知らしめ、いい反面教師にした。ゼミが終わってから、学生数名とカラオケへ。最近の通信カラオケは凄い。オペラのアリアまで入っている。テノールのが少ないのが不満であったが、3時間ほどタップリと唄ってせいせいした(笑)。

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