2001年5月の日記


2001/05/21

 ある自己破産申立事件。最初は「とりあえず費用なし。実費のみ。」で受けるということで、O弁護士は現場の作業をこっちにふってきた。いい加減な紹介者がもってきたいい加減な事件ということで、依頼者もいい加減。弁護士が介入すると金融業者からの取立が止まるから、それですっかり安心したのか、必要書類も全く送ってこない。その間、こっちが業者に応対しなければならない。
 いい加減頭に来たので、資料を持ってこなければ辞任すると文書を送っても埒があかず、さて辞任通知を出すかという段になったら、O弁護士にせっつかれたのか、紹介者が書類を預かって持ってきた。ただし不足する書類があるし、費用の話も全く「言うから」と言うだけで全く進展していない。その間も、業者からは「なんで破産申立にこんなに時間がかかるのか」と矢の催促。ばかばかしい。幸いに、若干の不足書類があるだけになったので、書類は追完する旨の上申書をつけて申立。申立先は関東の中途半端に不便なところにある裁判所。
 申立をすれば事件を寝かせて置くわけにはいかないから期日が入る。「期日は入りましたからね。」と再三言ったのに、ま〜だ費用の話も進んでいない。んで、今日になってようやく「え?期日入ったの?」「じゃあ*万円の請求書出して。費用来なければ取下げて辞任していいから。」だって。自己破産する人に、こんな金急に用立てられるのかな。まぁ、ともかくこなけりゃ取り下げて辞任だっていうんだから、いいか。しかし、今までの事務コストどうするんだろうね。辞任したからせいせいしたというものでもあるまい。
 人に仕事をふるのはいい。しかし、ふるのであれば、中途半端なやめてほしい。アソシエイト(勤務弁護士)として仕事をしろというのであれば何でもやる。こっちがきちんとやるんだから、直接の受任者として、費用の話くらいは、依頼者とちゃんとしてほしいものである。
 自分としては、仕事を任されたといっても、勤務弁護士としての分はわきまえなければならないと思っている。費用の話についてだけは、どんなに小さな事件であっても、直接の受任者を無視して決めてはならないというのが私の考え。そこまで面倒がるのだったら、事件ごとこっちにくれればいいのだ。
 あんまり、こういう金銭がらみの話は書きたくないんだけど、こういう問題もあるのよ。

2001/05/19

 18日は、今度は大学のクラス会をやった。学生時代は合唱一辺倒で、クラス(語学で分けられている)とはあまりつき合いの良い方ではなかったが、授業にはそこそこ出ていたせいか、そう疎遠にはならなかったようだ。しかし二週連続で大学時代の会合が続くとは、偶然とはいえ...。これで高校のクラス会でもあろうものなら、お別れ行脚になったりして(笑)。 

2001/05/17

 どうでもいいが、一週間があっという間に過ぎていく。二弁の広報委員会でeニュース(メールマガジン)を週一回配信しているが、その編集に携わっている。毎週水曜日がくると記事をとりまとめてテキストファイル化して若干の校正をしてから配信に回す。これが終わると中大の司法演習。金曜日は午前中しか事務所にいられない(さすがに終わってから戻ってくる気力はない)から、よけいあわただしい。で、もう土曜日、そして日曜日...。なんだか、加速度的に歳をとっていくような...。

2001/05/13

 昨日は大学時代のグリークラブの同期会をやった。昭和57年卒だから、もう卒業してから19年くらいになる。しかし、内輪の身びいきかもしれないが、皆あまり変わらないという感じ。ただし、話題は子供の受験とか健康診断の話(バリウムの味)とか、40代にふさわしい話題と言うべきか。
 そして今日は司法試験の短答式試験。最後に試験を受けたのが1991年だから、もう10年たった。金曜日に司法演習を終えてから大学を散策していたら、昔のことを思い出してしまった。最近は回想ネタが多いなぁ。

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