私は第二東京弁護士会という弁護士会に所属しているが(久々にまじめな書き出しだ)、今年度は広報委員会の副委員長というのになった。広報委員会ってのは、弁護士会の活動を会の内外に知らせることを仕事とする。会内というのは、簡単に言うと広報誌(二弁ニュース)の編集・発行である。二弁ニュースはタブロイド版の月刊誌で、基本的には会員への配布(会費に購読料が含まれている)であるが、一部は裁判所とか関係機関とかにも送られている。できれば会の外にも読んでもらえるようなものを作れればいいのだが、一つの出版物で会内と会外へのメッセージを兼ねるというのは難しい。現に、二弁ニュースは、毎号、会員モニターと市民モニターに配布し、意見を聞いているが、専門的な記事を多くすると、会員からは好評であるが、市民モニターからは「難しい」というレスポンスが返ってくる。逆にすれば逆になる。
とりあえずは、二弁ニュースは会員向けの広報誌というスタンスを崩さず、他の方法による会外への広報活動を充実させていこうというのが、基本的な考えのようである。その一つの手段が「ひまわりページ」というウェブサイトである。ここも広報委員会による運営で、今まではデータの更新等の事務作業まで弁護士がやっていたが、今後はこういった単純作業はアウトソーシングし、コンテンツの充実に力を注ぐことになったそうだ。
で、私が何をやるのかというと、よくわからんのだ(笑)。どうも、今までの広報委員会の活動は、やや固定化していたということもあり、会の内外を問わず広報を重視するという現会長の意向もあって、今までの方針にとらわれず、勝手なことをやる人材を求められたようだ(と私は解釈している)。とりあえずは、二弁ニュースの充実ということで、広報委員会の委員が積極的に取材活動をやるということで「取材部会」というのを設け、その副委員長にはなったのであるが...ここ数日は、メルマガをやってみようということで、いろいろと動いている。
弁護士会の活動なんてのは、いやいややってたらつまらない。なんでも面白がってやってしまった方がいい。個人的にも、弁護士会、そして弁護士は、特に今まで外部に向けた広報活動ということをあまり積極的にやっていなかったと思う。で、あれこれ批判されると「これだから素人は困る」みたいな感じで。一部の弁護士がTVのコメンテーターをやったりしていたが、あれは使われてるだけで、こちらから伝えるということにはなっていない。
最近は、司法改革が「はやり」のようだが、一部には、司法改革の名の下に弁護士の活動を抑え込もうとしようとする輩がうごめいている。こういう連中に対しては、「尻馬に乗るんじゃねえぞ。この馬鹿。」とはっきり突きつけてやらなけれぱならないのだが、そのあたりが今ひとつ弱腰というか。まぁ、旅館もって悠々自適の人が「お布施で食っていける」なんて言ってるのをありがたがってちゃどうしようもない。
そういう意味では裁判所の方がしたたかだ。最近、裁判所は判事を外部に出前講座に出すだとか、判例時報という雑誌に、裁判官の企業研修等の座談会の提灯記事を書かせたりして、法曹一元つぶしにやっきになっている。むしろ弁護士の方がそういうプレゼンテーションは下手だ。こういった意味も含めて、「暴れる広報」を目指して頑張ってみよう(って、こんな締めくくりでいいのか(笑))。
あ〜今日は随分書いた(笑)。
あ〜(笑)。すいませんねぇ。長期間留守していて。何やってたかというと、主として仕事がなんだかやたらと忙しかったというのがメイン。それから、例年通りの「ウィーンへの里帰り」(3/27〜4/5)。で、ゴールデン・ウィークは、これまた例年通りのPC−VAN(あえてこう書く)のSIG「クラシック・コンサートホール」の「関東CLAコン」というのにはまっていた。
ウィーンの旅行記は、昨年の回想も含めて、まずはPC−VANのフォーラムに連載し、まとまったところで写真をつけてこっちに登録する予定である。だから、早く読みたい人はビッグローブのIDをとってください(笑)。