2000年1月の日記


2000/01/31

 30日の東京は、久々に良い陽気だったらしい。「らしい」ってのは、一日家に・・・さらにいえば布団にこもっていたから、外の様子がほとんど分からないのだ。いや。完璧に拘留されていた状態ではなかった。朝食の後、司法試験の答案練習会の採点答案を返送するため、10分ほど外出して郵便局には出かけたが...。それ以外は、ほぼひたすら「睡眠」。前日の都響定期の帰りに、何となくからだがだるくて節々が痛くなった。そこでなじみの薬局によって薬剤師のお兄ちゃんに相談したら、「放っておくと、高熱が出る可能性がある。薬飲んで、すぐ寝た方がいいですよ。」って言われた。そこで素直に従って薬を買って帰宅して、風呂に入って薬を飲んで寝たのだ。
 翌朝は、若干熱っぽさと節々の痛みは残ったが、大事には至らず。それでも今ひとつ食欲がなかったので、薬を飲んで、また床に入った。午前10時前に床に入り、午後1時前に目が覚め、また寝て、起きたのが午後3時。それからは11時過ぎまで起きていたが...。いや〜久しぶりに睡眠をむさぼったという感じ。しかし、幸いに風邪はひどくならずに済みそうだ。


2000/01/27

 寒い。久々に「寒い東京」を感じる。昔はこんな風に凍り付くような寒い日が、東京でも何度もあった。バケツにたまっていた水に氷が張ったり...。昨日(26日)は、司法研修所の同じクラスの任官した連中が研修のため上京した機会を利用して、クラス会をやった。うちのクラスは、任官組のうち、現在、二人が法務省(民事局・刑事局)へ、一人が外務省に出向している。それ以外は裁判官として仕事をしている。すでに任官して5年を経過しているので、特例判事補として、単独で事件を扱っている。「ほんとにおまえが裁くのか(笑)」と心配なこともないではないが...。
 一次会がお開きになった後、居酒屋へ。二次会から合流したメンバーを加え、話題は司法改革(笑)。裁判官から日弁連の現状認識の甘さ(やみくも増員論に対する理論武装ができていないこと)を指摘されたり、ロースクール構想については、二弁会員(私だ・・・といっても、あれは紫水会の連中がやったことだからね)が攻撃の的。
 それにしても、大学側のロースクール構想って、ミエミエだよな。要するに少子化で淘汰される大学が生き残りの道具とするために、法曹資格を利権としようとしているだけじゃん。的はずれな予備校批判の一方で、学問の自由を濫用して、ろくな教育もしていないくせに。だいたい学者が実務家を養成する能力なんかない。車の運転免許とるのに、自動車工学の本を読む馬鹿がいないのと同じこと。むかしは、そういう無駄を強いられたから、受験生活が長期化した。そうこうしているうちに、そんな的はずれな「努力」ではなくて試験に向けた勉強を指導する組織ができてきた。それが司法試験予備校というわけである。
 一部のオタンコナスな学者は、予備校を「暗記主義」だとか批判しているけど、どのくらいの連中が、予備校の講義内容をわかって批判しているのか怪しい限りだ。もともと単純な暗記で対応できるような試験じゃないし、予備校だって、ただ丸暗記せよと指導するわけがない。予備校を批判するんだったら、その前に、自分たちの教授としての仕事ぶりを省みた方がいいんじゃないか?


2000/01/16

 新年あけましておめでとう...って、遅いか(笑)。年末年始は例のごとくパソコン関係で動き回っていた。事務所は12月28日から1月5日まで休みだったが、31日〜2日を除いて、毎日アキバと新宿のパソコンショップに足を運んでいた。詳しくは「年末年始日記」というのを今執筆中なので、そちらを見ていただくとして、買った物は、USB接続(電源も)のスキャナ2台(自宅用と事務所用)、各種ソフト(WINDOWS98のアップグレード版、OCR、翻訳、MSオフィス、仮想CD構築などなど)、それから休み明けにCEマシンのJORNADA690。
 それから、昨年末に、親指シフトのサブノート(富士通FMV−BIBLO MC2/40S)を無事入手することができたので、そのメモリも買った。そんなわけで、大量のハードウェアとソフトウェアを買いっぱなしにしして置くわけには行かないので、事務所に出ていって設定をしたり、使わなくなったドライブやらを下取りに出したりなど、あれこれと結構忙しかったのだ。
 しかし、フラットベッドのスキャナが安くなったのには驚いた。事務所用に買ったキャノンのが実売価格14800円。自宅用に衝動買いしてしまったNEOSのに至っては、8980円。ネオスのは、若干読みとり速度が遅いようだけど、特に支障はないし、なによりもUSBケーブル一本で電源もまかなえるというのがいい。ACアダプタがゴロゴロしているのはどうもということで。
 しかし、結局休み中はこんなことばかりやっていて、たまっていた演奏会レポートも完成していないし、99年のウィーン旅行記も、PC−VANの連載すら止まっている現状(しかも初日の段階ですぜ)からみると、今年の出発までに書き上げるのは苦しいか...。
 とりあえず、99年のコンサートレポートを若干追加し、音楽関係のリンクを一つ追加しました。 


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