東京都交響楽団第491回定期演奏会(5月Bシリーズ)


日時:平成11年5月18日(火)午後7時〜
場所:サントリーホール
出演:東京都交響楽団(管弦楽)
   セルゲイ・タラソフ(ピアノ)
   小泉和裕(指揮)
曲目:ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番ニ短調作品30
   リムスキー・コルサコフ/交響組曲「シェーラザード」作品35


 午前中の仕事を終え、東京駅から久々に事務所まで歩こうかと思い、散策を楽しんでいた途中、ふと「あれ。今日、なんか演奏会あったんじゃなかったっけ」と気がつき、手帳を広げたら「都」と書いてある。すっかり定期の日であったことを忘れていたのでした(>_<)。一旦は、(あ〜あ。遂に無駄チケットを作ってしまうのか...)と落ち込んだのですが、思い返して、都響事務局に電話をかけたら、あっさりと再発行で落ち着きました(ほっ)。

 ホールに行ってみると、なんと売り切れ。なぜ、今日が?矢部さん人気?ピアノのタラソフ人気?...今一つ釈然としませんでした。前半のラフマニノフは、確かにピアノはうまいです。ただ、それ以上にワクワクするものは今一つありませんでした。

 後半のシェーラザードは、これはなかなか良かった。矢部さんのヴァイオリン独奏も美しかったけど、管のセクションのバランスがよく、音も美しかった。あるいは、フルネマジックの余韻かもしれませんが(笑)。

 しかし、小泉さんの指揮(特に左手の使い方)はカラヤンに似てますな。

======================= 1999-05-23 (Sun) 23:17:37 ====================


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