新日本フィル1月定期演奏会(オーチャード)


日 時:平成11年1月20日(水)午後7時30分〜
場 所:オーチャードホール
出 演:野平一郎(ピアノ)
    原田 節(オンド・マルトノ)
    新日本フィルハーモニー交響楽団(管弦楽)
    小泉和裕(指揮)
曲 目:メシアン/トゥランガリーラ交響曲

 本来はトリフォニーAの会員なのですが、当日N響定期(ミスターS)があったので、前日のオーチャードに振り替えてもらいました。席は2階のセンター付近でした。一階席にかなり空席が目立ったのが気になりました。
 トゥランガリーラ交響曲を生で、そして通して聴くのは初めてでした。数年前の若杉/N響ブルックナーチクルスで、ブルックナーの交響曲とセットでメシアンの曲は2曲ほど聴きましたが、どっちもおんなじように聞こえてしまいまして(^_^;)。そういうのがずーっと続くのかと、ちと不安はありましたが、 テレビでN響定期を一部聴いて、もう少しおもしろそうだとは思っていました。
 実際には、全く退屈しませんでした。ともかく音の洪水というかホール中にありとあらゆる色彩の音の絵の具をぶちまけたという感じでした。オンド・マルトノも初めて実物を見て、音を聞きましたが、未だにピンときません。鍵盤があるのはわかったのですが、どこをどうやると、どんな音が出るのか...。

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