サッバティーニ オペラ・ワールド1997


日 時:平成9年7月6日(日)午後7時〜
場 所:サントリーホール
出 演:ジュゼッペ・サッバティーニ(テノール)
    家田紀子(ソプラノ)
    櫻田亮(テノール)
    今尾滋/杉野正隆(バリトン)
    東響コーラス(合唱)
    東京交響楽団(管弦楽)
    マルコ・ボエーミ(指揮)
曲 目:ドニゼッティ  /ランメルモールのルチア 第2幕最終場より
      同     /ドン・パスクワーレ 序曲
    ヴェルディ   /リゴレット 第2幕第1場より
      同     /椿姫 第2幕第1場より
      同     /ジョヴァンナ・ダルコ 序曲
    プッチーニ   /トスカ 第3幕より
    ビゼー     /カルメン 第3幕への間奏曲
    オッフェンバック/ホフマン物語 プロローグより
(アンコール)
    レオンカヴァルロ/朝の歌
    デ・クルティス /帰れ、ソレントへ
    ビゼー     /カルメン 前奏曲
    カルディロ   /カタリ・カタリ
    ディ・カプア  /オー・ソレ・ミオ


 サッパティーニの声は、やや硬質ですが、なかなかよい。今回はもちろんすべて演奏会形式だったのですが、ただ立って歌うだけではなく、嫌味の無い程度に動きをつけており、それがとてもよかった。特にホフマン物語などは、指揮台にちょこんと座り込んだりして...。
 トスカは、「星は光りぬ」までの、あの名場面で、1ヵ月ほど前に観たMETを思い出させてくれました。
 アンコールは、要するに私のレパートリーですね(笑)。まぁ、一曲ごとに盛り上がったこと。欲をいえば、「女心の歌」も歌って欲しかった。
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