日 時:平成9年4月25日(金)午後7時〜
場 所:サントリーホール
出 演:岩永圭子、渡辺美佐子、関 定子、緑川まり、薗田真木子(Sop.)
西 明美、青木美稚子、栗林朋子(Ms.)
菅 有実子(Alt.)
伊達英二、湯川 晃(Ten.)
大島幾雄(Bar.)
小鉄和広、村本和修(Bass)
合 唱:二期会
管弦楽:東京都交響楽団
指 揮:若杉 弘
曲 目:リヒャルト・シュトラウス/歌劇「エレクトラ」(演奏会形式)
都響の前期の会員になりました。座席は1階の真ん中通路から一列後ろでやや右寄り。けっこういいポジションです。定期会員になったのは、都響ははじめてだし、他のオケを含めても、高校時代に新日本フィルの定期会員になって以来です。
舞台はフルに椅子が並んで実に壮観。P席の前に簡単なセットを組んで、ソリストは出番ごとに出たり入ったりして歌っていました。 演奏ですが、なにせ、オケが凄いボリュームで、声が負けてしまいがち。合唱などは、ステージに乗るスペースがありませんから、舞台の袖にいたようですが、ほとんどきこえませんでした。
ソプラノの岩永圭子、関定子あたりは、オケに負けずになかなか力強い声を聴かせてくれました。解説をみると、なんだかややこしそうな筋なので、特に台本などは見ずに、曲だけを聴いていました。途中で、薔薇の騎士みたいな音楽がきこえたり、いかにもリヒャルト・シュトラウスの音楽だなという感じでした。そういえば、初めから最後まで、ずーっと音が途切れなかった。しゃべり続けるうちのカミサンのようでした(笑)。
チケットは売り切れで、なんとダフ屋がいました(^_^;)。しかし、中に入ると結構空席がありました。
終演後は岩永さんと若杉さんへのブラーヴォが多かった。男声陣へはブーイングがきこえました(^_^;)。
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