日 時：平成９年３月１２日（火）午後７時〜
場 所：ＮＨＫホール
出 演：チェリル・ステューダー(Sop.)
ＮＨＫ交響楽団（管弦楽）
ラルフ・ワイケルト（指揮）
前週が物凄いブルックナー（朝比奈先生の８番）だったので、気抜けしているのではないかとも思ったのですが、まずまずの演奏でした。 前半のパルシファル前奏曲とヴェーゼンドンクの５つの歌は、今一つ。ステューダーの声もあまり飛んでこなくて、うつらうつらと眠ってしまいました。
後半から少しずつ盛り返して、タンホイザーの序曲、「厳かなこの広間よ」あたりから、グーンと活き活きしてきました。
マイスタージンガーの前奏曲が演奏会の締めくくりというのは、なんか変な感じがしましたが、まさかレヴァインのガラみたいに、マイスタージンガーのフィナーレをここでやったら、完全に赤字でしょうから（笑）。演奏はよかったです。
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