NHK交響楽団 定期演奏会(3月Bプロ1日目)


日 時:平成8年3月13日(水) 午後7時〜
場 所:NHKホール
出 演:ハインツ・ワルベルク(指揮)
    NHK交響楽団(管弦楽)
曲 目:ブルックナー/交響曲第9番 ニ短調(ハース版)


 確定申告書類の提出先が、NHKホールと目と鼻の先の渋谷税務署なので、今日は仕事を早めに切り上げ、まず確定申告の書類を提出。それからタワーレコードでCDあさりでも...と思ったら、タワーレコードは休み(;_;) 。HMVまで行くのも面倒になってしまったので、軽く食事をし、LOFTで時間を潰してからNHKホールへ。

 今日は仕事が延びることもかんがえて、D指定を買っておいた。ところが席の選択を誤った。3階のセンター最前列をとったのだが、恐いのだ(笑)。目の前はなにもなくて、眼下に1階のフロアが広がっている。しかたがないので、後ろを向きながらコートを脱ぎ、カバンを整理する。

 やがて、開演時刻。7時になったが、まだオケのメンバーが出てこない。少し経って、1階から拍手と罵声が響く。何を言っているのかよくわからないが、遅刻客のためにまたされるのを怒っているようである。それに対して、「1曲で休憩もないんだから途中ではいれないだろうが」とたしなめるようなヤジ。

 ったくも〜。おかげで緊張がプツリととぎれてしまった。近くにいたら、パワーボムから顔面へのフットスタンプで二度と口をきけなくしてやるところだが(うそ)。

 7時10分近くになって、オケのメンバーが登場。そしてワルベルク氏がステージへ。 ブルックナーの9番を、生はもちろん、通して聴くのは今回が初めてである。どうも、4番・7番・8番と比べて今ひとつのめり込めない。

 今日の演奏を聴いても、正直に言って、2月のときのようにグイグイと引き込まれていくような感じはなかった。これが曲と自分の相性なのか、演奏の問題なのかは、今ひとつわからない。しかし、N響はよく音が出ていた。3階までガンガン聞えていた。耳が遠くなると声がでかくなるというのとは違うと思うが(^_^;)。

 午後8時10分で終演。なんとなく釈然としない思いで1階に降りると、PC−VANのJCLAのメンバー3名(FUKUZOさん、KAZUさん、からから!さん)と会ったので、FUKUZOさんのご案内で、シュラスコのお店でOFLM。ひとしきり盛り上がってから帰宅した。 ======================= 1996/03/14(Thu) 00:19:32 ====================


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